吉香公園の梅

吉香公園に梅を見に行った。

いつもながら、まず見に行くのは臥竜の梅である。

最初に見たとき、その形とみごとな木(ぼく)に魅せられた。

江戸時代から300年生きて来ている梅である。

丹精込めて手入れをされて来たのだろう。

このすばらしい梅も最初から比べると随分衰えてきているが、その魅力は失われていない。

この紅梅は以前と変わっていない。

然し公園内の梅は以前と比べ、随分少なくなった感がある。

下の梅の写真は、2001年の撮影の梅で、白とピンクのコントラストが鮮やかであったが、今は無い。

また2002年撮影のこの梅は、大きい華やかな紅梅であったが、一部枯れたせいか、今ではこじんまりしている。

20年前、私を喜ばせてくれた梅の面影がない吉香公園に一抹の寂しさを感じるが、桜や紅葉、つつじは健在である。

梅の代わりという訳ではないが、今回

面白いものを見つけた。

昔の木炭自動車が展示されたていたのである。

昔から展示されていたのだろうが、気付かなかった。

一度、動くところを見てみたいものである。

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縁は異なもの 森のコーヒー

銀座パウリスタで飲んだ「森のコーヒー」はとても美味しいコーヒーで、飲みたい時に飲むことが出来れば、さぞかし幸せなことだろうと思っていた。

ある日、よく来る通販カタログに同封されて、「森のコーヒー」のチラシが入っていることに気付いた。

毎月定期コースのお取り寄せの案内である。

そう言えば、以前からこのチラシは来ていたが、コーヒーは嗜好品なので味もわからず買うものではないと思っていたので、気にも止めていなかった。

然し、美味しいコーヒーだとわかった今となっては、ほおってはおけない。

逆に我が家でもあの「森のコーヒー」が飲めると思うと嬉しくなる。

何という巡り合わせなのだろうか。

偶々、東京に行った折、興味を惹いたパウリスタに行ったことがきっかけとなったのである。

私は早速、毎月のお取り寄せを開始した。

お取り寄せの内容は、森のコーヒー:200gと月替わりコーヒー:160gの二つのコーヒーのセットである。

1月から取り始め、森のコーヒーを手に入れる。

全神経を集中させてコーヒーを入れた。

パウリスタで飲んだ味が、そのまま伝わってくる。

酸味系のシャープな味だ。

これから東京に行かなくても、この味が楽しめる。

何と幸せなことだろう。

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高齢者暴走事故を目撃

ジムに行った帰りの駐車場での出来事である。

駐車している車に向かう途中、ガードマンの格好をした若者が、車を誘導していた。

見ると高齢者マークをつけた車のバック駐車を誘導している。

うまくスペース内におさまらないようで、いったん車を前進させるよう運転手に言ったと思った瞬間、車はバックを始めた。

誘導している若者が、車を前進させるよう叫んでいるが、構わず車をバックさせている。

慌てた若者は大声で「前に!前に!」と叫んだが、車は速度を増してバックし、通路向かいに駐車している車にぶつかった。

それなりのスピードが出ていたので、ぶつけた軽自動車が押され、その勢いで隣に駐車しているワンボックスカーにぶつかった。

あっという間の出来事だったが、この光景は最近ニュースでよくみかける高齢者の暴走である。

然し、このままでは終わらなかった。

ぶつかって止まった車は、今度は前進を始めた。

若者が「止まれ!止まれ!」と大声で叫ぶが車は止まる様子がない。

私は恐いので柱の陰に隠れていたが、このままではまずいと思い、大声でエンジンを切れと叫んだ。

エンジンを切れば、安全だと思ったからである。

若者は、今度はエンジンを切れと3回大声で叫び、やっと車はエンジンを切って止まった。

車がスピードを出していなかったので、次の事故は防ぐことが出来た。

車内から出て来た高齢者は、顔の表情がなく、呆然としている。

若者も動転して何をやって良いかわからない様子だったので、警察に連絡しろと声をかけた。

若者が警察に連絡し、少し、全体が落ち着いたところで、ぶつけられた車の方を見ると、二次的にぶつけられたワンボックスカーの運転手席に5~6歳の女の子が乗っていた。

私はその子のことが気になり、助手席の方から、様子をみようとしていたところで、女の子の母親が戻ってきた。

女の子は母親の顔を見るなり、激しく泣きじゃくり始めた。

その女の子の様子や車の損傷度(前のドアに軽自動車が少しめり込んでいた)から判断して、女の子は大丈夫だろうと、私は一安心してその場を去った。

女の子が軽自動車に乗っていたら、恐らく相当のダメージを受けていただろう。

人身事故に至らなかったのは不幸中の幸いではあるが、母親が子供を車において出るというのはいかがなものであろうか。

まだ小さな子供なので、一緒に連れて行くべきだろう。

万が一、何かあったときは、母親は一生後悔してもしきれないだろう。

運転していた高齢者は、前に進むべきところをバックさせてしまったので、慌ててパニクってしまったのだろう。

呆然としている高齢者の様子をみていると、とても他人事とは思えない。

私も今は冷静なつもりでも、いつパニクるようになるかわからない。

他山の石以て玉を攻むべし。

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久しぶりにソレーネ周南へ

久しぶりにソレーネ周南へ買い出しに行った。

いつものごとく、出かける前に電話して、本日お勧めの刺身の取り置きを依頼。

今回のお勧めは

コチの薄作り

ヒラメ

タコ

この3皿で、千円もしない。

近所のスーパーではとても買えない価格だ。

スーパーより活きが良く美味しいのに、この価格では漁師さんに申し訳ないと思ってしまう安さである。

ソレーネ周南に入っている寿司屋でタコの天ぷら、エビとイカと山芋のはさみ揚げを追加購入。

この寿司屋の惣菜がまた美味しいのである。

ソレーネ周南には、その時期その時期で、お目当て商品がある。

今回はキャベツ、白いも、フルーツトマト、辛み大根、ダイダイを購入。

道の駅では色々な農家から商品が出ているが、キャベツ、フルーツトマトは、〇〇さんと✕✕さんが出しているものが美味しい。

道の駅の方達と親しくなると、こっそり、誰のものが美味しいか教えてくれるので有り難い。

近くのスーパーでは売っていない白いもは、同じ里芋の中でも、特に好きな芋である。

滅多におめにかかれない辛み大根も嬉しい。

〇〇さんのキャベツは甘みがありシャキシャキとした食感がたまらないし、✕✕さんのフルーツトマトは、トマトが嫌いな私でも美味しいと思って食べることが出来る。

後は妻が欲しいものを手当たり次第購入。

ソレーネ周南での買い物は満足度が高いが、購入金額も高い。

高速道路を使わなくても、行くことが出来たらなあとつくづく思う。

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冷凍にぎり寿司

最近のトレンドは冷凍グルメだと聞き、どんなものがあるのかと検索したところ、冷凍にぎり寿司を売っているショップをみつけた。

唐戸市場の店で、楽天に出店しているショップである。

この店の寿司は唐戸市場で食べたことがあり、ネタが大きく美味しかったという印象が残っている。

冷凍にぎりとはどんなものか興味を持ち、ものは試しにと購入した。

ネタが冷凍で来るのは普通であるが、シャリも冷凍であった。

両者とも自然解凍し、シャリの上にネタを乗せると、こんな感じで握り寿司の完成である。

食べると思ったより美味しいが、やはり冷凍の限界を感じた。

もっともがっかりしたのはネタの薄さで、特にマグロは廻る寿司屋より薄いネタであった。

唐戸市場で食べる握り寿司のネタはシャリより大きいと感じるレベルの厚みと大きさである。

興味津々で買ってみたが、自然解凍をするもどかしさを考えると、美味しい刺身を買ってきて、寿司米を作り、手巻き寿司を食べたほうが良いことに気付く。

冷凍寿司を買ったそもそもは、将来、食事が作れなくなった時のことを考え、一時期ワタミ等の宅配弁当を取ったものの、事前に申し込まなければならないとか、配達当日は家にいなければならないとか時間的制約が大きく、その制約がない冷凍食品が便利では無いかと考えたからである。

それに加え、ワタミ等の宅配弁当には一種の侘しさを感じており、その侘しさが少ない冷凍食に目を付け、チャレンジを始めた次第である。

コロナ禍がきっかけの冷凍グルメには、きっと美味しい食べ物もあるはずである。

冷凍寿司は失敗したが、冷凍技術の進歩に期待して、また別の冷凍食品にチャレンジしようと思う。

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テークアウト弁当DAY

先週の土曜、中華キッチン彩家から、翌日の日曜限定のテークアウト弁当の案内が来た。

美味しそうな中華風とんかつ弁当である。

人気店だけあって、彩家の弁当は直ぐ売り切れになる。

私は迷わず、日曜のランチにと思って予約を入れた。

ところが、日曜の朝早く、今度はビストロエンドウからLINEで、和牛ローストビーフ重の案内が来た。

ビストロエンドウは、最近お気に入りになったテークアウト弁当の店である。

この店のルーツは100年以上の歴史を持っている洋食屋で、現在は惣菜屋である。

家の近くにあり、コスパの良い弁当を提供してくれるので、便利に利用しているお馴染みさんの店である。

こちらは、当日限定の急な案内である。

和牛ローストビーフ弁当は、以前にも食べたことがあり、その美味しさは頭の中に入っている。

彩家の弁当を予約しているので、今回は諦めようかと思ったが、和牛ローストビーフ弁当の魅力に負け、ままよと予約を入れた。

2つの弁当を頼んだのはいいが、この2つをどうしようかと考えた末、良い解決策を見出した。

トンカツは時間をおくと油がまわって味が落ちる。

ロストビーフは少々時間をおいても味は変わらない。

結論として昼のとんかつ弁当を食べ、夜にローストビーフ弁当を食べることとした。

彩家の味は間違いなく、高レベルの味である。

濃厚ソースが嫌いで普段は食べないが、自家製と思われるソースは美味しかった。

嫌いなソースでも作り方次第で美味しく食べることが出来る。

ビストロエンドウの和牛ローストビーフ丼は以前食べたと同じように美味しい。

確か部位はトモサンカクだったかな。

柔らかくとろけるような甘さの肉は最高。

またソースがさっぱりソースでいくらでも食べられそうである。

かくして日曜の昼夜ともテークアウト弁当になったが恩恵を被ったのは妻だけかも知れない。

もっと分散してくれればと思うが、逆に言えばどの店も同じことを考えるのだろう。

ちなみにこの日は肉の日(29日)であった。

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今どきの日本語

私が参考にしているYouTubeの英語の講師が面白いことをつぶやいていた。  

以下、一部抜粋すると

東京は高齢者、中高年、若者でそれぞれ別の言語かと思うくらいに使う語彙からイントネーションまで違う。

高齢者にはまだ女言葉・男言葉が残っているが私世代では女言葉は消えている。

そして若い子たちは平坦なアクセントで音が繋がって聞こえる。

日本語ってリエゾンしたっけ?といつも思う。

と言った内容である。

彼女の年齢は恐らく50歳代。

私が思っていることを代弁してくれているかのような内容である。

高齢者にとって、敬語を使えない中高年者が増えているように感じるし、若者に至ってはそれ以前に何を言っているかわからないことも多い。

ジェンダーレスの世の中、女言葉と言うだけで、ブーイングが来そうであるが、確かに男か女かわからない言葉使いに正直なところ、思わず顔をしかめる。

それに加え、全く意味が通じない省略語。

ちなみに若者用語2022年度上期ランキングなるものを見つけたので、第5位まで挙げてみた。

第1位 tosツイ

第2位 ひよってるやついる?

第3位 限界オタク

第4位 ちいかわ構文

第5位 母胎ソロ

う~ん、どの用語もさっぱりわからない。

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歌で英語を学ぶ

私がボーカルレッスンを受ける目的は歌を上手に歌えるようになることではなく、ちゃんとした英語で歌を歌えるようになることである。

ボーカルレッスンをしている講師は多いが、私の希望を叶えてくれるレッスンはなかなか見つからなかった。

そのためボーカルレッスンを受けたくても受けることが出来ず、探して続けていたが、やっと、私の望みを叶えてくれる講師が見つかった。

その方は、東京在住のジャズシンガーで且つ英語翻訳家及び英語講師をしている方である。

YouTubeからその方のブログにたどり着き、「歌で英語を学ぶ」という表現に惹かれ、自分の希望と質問事項をメールした。

何度かメールのやりとりをし、歌を歌う前に正しい英語の発音とリズムをマスターしなければ、もともな歌は歌えないという彼女の持論を聞き、レッスンを受けることにした。

彼女は東京在住なので、もちろん、オンラインレッスンである。

映画「カサブランカ」のボギーのかっこよさをイメージして、最初の課題曲は、「As time goes by」にした。

「As time goes by」には、Versがある。

Versは、その歌の背景を説明しているので、それを見れば歌本来の意味がわかる。

「As time goes by」のVersを読むと、本来は恋愛の歌ではなく、むしろ人生哲学めいた内容であることがわかる。

歌の背景を知ることで、初めて正しく歌の意味を伝えることが出来るということを初めて知った。

とは言え、ジャズは自由に歌えるという良さがあり、恋愛の歌として歌っても差し支えない。

彼女のレッスンでは、最初は歌を歌わない。

英語の発音、リズムをたっぷり練習し、意味を理解した後、初めて歌の練習に入る。

ここで、また新たなことがわかった。

英語の歌は、英語のリズムが非常に重要である。

逆に英語のリズムをしっかり把握しておけば、曲が3/4拍子だろうが、4/4拍子だろうが、ボサノバだろうが、そのまますんなりtと歌える。

本当だろうかと思ったが、実際に彼女が実践してみてくれ、それが正しいことがわかった。

今まで英語のリズムという視点で、歌を捉えていなかったので、私に取って驚きの内容のレッスンである。

リズムに特化して練習したお陰か、4回のレッスンで歌をマスターすることが出来た。

私に取っては信じられないスピードである。

歌をマスターしたと言っても、曲のメロディーは別物で、ボーカル力がなければ、上手には歌えない。

ボーカル力のない私は、これからラップで勝負しようかとも考えている。

ラップはラップで歌うととても気持ちが良い。

と言うわけで、長い間あたためていた念願のまともな英語で歌うレッスンを開始した。

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定谷特製カレー

「定谷特製カレー」は、銀座SYGNUSの食事メニューの一つである。

各界著名人御用達“ステーキ懐石”のお店「ステーキ定谷」のマスターが特別にSYGNUSで食べられるように特製カレーを作ってくれました!

と言う触れ込みに興味を抱き、注文した。

ドリンクは、クランベリージュース。

ゴロゴロ肉のカレーではなく、じっくり煮込んで、とろけるようなカレー。

煮込んだスープは、肉の旨みが口いっぱいに広がる。

今まで食べたカレーにはない、デリケートな味であるが、しっかりと肉の存在感がある。(うまく表現できないが、肉の繊維が口に広がる感じ)

どうすれば、このような味が出せるのだろうかと感心する。

料理を運んで来た従業員に訊いたところ、定谷は著名なステーキの店で巨人の選手が良く行く店のようである。

私が食べたカレーはコースメニューの最後のしめに出て来るカレー。

と言っても、コースメニューは、3万コース、4万コース、6万コース、12万コースとある中で、私が食べたカレーは3万コースのしめのようである。

ということは、私は最低ランクのコースの料理を食べたことになる。

恐らく巨人軍の選手は、3万コースには目もくれず、6万とか12万とかいったコースを食べているのだろうと思うと、知らなかったとは言え、一種の屈辱感を味わった。

巨人の選手がよく行く店の最低ランクのコース料理のしめに出されるこのカレー。

もう二度と食べることはないだろう。

そう思いながらホテルに帰ると、その夜下痢をしてしまった。

やはり巨人は嫌い!

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銀座SYGNUS

銀座SYGNUSは銀座八丁目にあるジャズライブクラブである。

ネット検索して、行こうと決めた店である。

店に電話して、ライブの内容を聞き、行く日を決めた。

私が行った日の出演者は3人の歌姫と、ピアノ、ベース、ドラムであった。

歌手が3人も同時に出演するのは珍しく、またそれそれが趣の異なっている歌手である点も嬉しい。

曲をリクエスト出来るか訊いたところ、出来ると言うので、「As time goes by」をリクエスト。

歌ってくれたMria Evaさんの歌は素晴らしかった。

フィリピン女性だからか、上手な英語で、声量たっぷりの歌に圧倒された。

やはり英語が上手でなければ、魅力ない歌になってしまうことを改めて痛感した。

ピアノ演奏者の小野孝司さんの演奏は素晴らしく、ジャズピアノにありがちな指を叩きつけるような演奏ではなく、鍵盤の上で指が踊っているような軽快な演奏であった。

さすが、美空ひばりなどの演奏をてがけていただけのことはあると感じた。

遊びに来ていたクラリネット奏者の北村英治さんが飛び入りで、アドリブ演奏してくれ、場の盛り上がりも最高潮となった。

これが本当のアドリブでジャズらしいと言えるのではないだろうか。

こんなに客全体が盛り上がったジャズライブは初めてで、終わったときは興奮冷めやらぬ面持ちであった

静かに聴くジャズも良いが、全員参加で盛り上がるショーも楽しい。

銀座SYGNUSはこじんまりしたクラブで、ほとんどの客は顔見知りのようで、真ん中に座っている見慣れぬ我々二人は何者かと興味を持たれたようである。

休憩タイムに歌手が席に来て、「どなたの紹介でこられたのですか?」と訊かれたので、ホームページを見て広島から来た」と答えた。

広島くんだりからわざわざ来る客はいないのだろう。

我々の周りはキャパクラのようになり、記念写真をパチリ。

演奏中に写真を取ることも録画も自由というおおらかさで、何とも楽しいジャズナイトであった。

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