昨年、腰痛と足の痺れに悩まされ、かかりつけ医でCTを撮ってもらったところ、椎間板ヘルニアと診断され、飲み薬を処方してもらった。
然し、改善の気配が無く、今年に入って専門の整形外科で診察を受けた。
MRIを撮り、脊柱管狭窄症と診断された。
診断内容が異なるが、専門という点では整形外科を信じた方が良いだろうと思い、リハビリ治療を受けることにした。
5ヶ月という制限があるので、6月までの治療である。
足に痺れが来ているので、リハビリで治癒するものでは無いが、少しでも進行を遅らせるためには、出来る限りのことはしておくべきであると考えた。
受けているリハビリ治療は、私の動作や姿勢などの悪い癖や弱点をチェック・指摘し、その対応策を指導してくれるという内容である。
今まで気付かなかった自分の悪い癖を理学療法士から指摘され、なるほどと思うことが多い。
この5ヶ月で教えてくれるストレッチと筋力増加の体操を覚え、日頃のトレーニングメニューとして組み込むこととしようと思う。
今回、リハビリ治療には様々な意味合いがあることを痛感した。
例えば若いスポーツ選手が骨折して、行う治療は完全に元に戻すための治療である。
それに反して、私が受けている治療は元には戻らないが、これ以上の悪化を遅らせるもしくは、悪いなりに生きて行く術を教えてくれる治療である。
治療内容としては、随分後ろ向きな治療であるが、加齢に対抗するためにはこれしか無いのだろう。
リハビリが週3日、ジム通いが週4日というスケジュールは、私にはかなりハードであるが、これからの生活を少しでも豊かに過ごすためと前向きに考え、日々励んでいるこの頃である。
