帝釈峡観光ホテル錦彩館

東京旅行から帰り、今度は自然を楽しもうと帝釈峡に出かけた。

足・腰が思うようにならない妻と私なので、歩くことは断念し、居ながらにして景色が楽しめる帝釈峡観光ホテル錦彩館に宿泊した。

この旅館は神龍湖畔の絶景スポットに位置している。

部屋に入った瞬間、思わず美しい!と声が出る。

部屋からの眺めはなかなかのものである。

水面に映る景色も絵になっている。

秋の紅葉は言うに及ばず、新緑もまた良し。

と良い気分に浸っていると、とんでもないお邪魔虫が現れる。

これも自然の為せる技。

ご愛敬というものだ。

部屋からの景色を十分楽しみ、浴場へ。

誰もいない独占状態の風呂を堪能し、戻って夕食。

前菜

茶碗蒸し

刺身

焼き魚(アマゴ)

比婆牛鉄板焼き

椀もの(道明寺)

天ぷら

炊き込みご飯

デザート(杏仁豆腐)

活きの良い美味しいアマゴであったが、調理は「焼き」がもっとも適しているように感じた。

比婆牛は期待を裏切らない美味しさであった。

元々、広島北部には、比婆牛、神石牛と美味しい牛肉がある。

私の記憶違いでなければ、両者は広島牛として呼称を統一された記憶があるが、最近また比婆牛と神石牛は、それぞれが独立して呼ばれることもあるようだ。

道明寺の椀ものは美味しかった。

道明寺の香りもさることながら、変に凝っていないシンプルな出汁は、全部飲み干すほど美味しかった。

チリメンと小エビの炊き込みご飯も、色がきれいで、味付けもあっさりとバランスの取れており、炊き込みご飯特有のくどさがなく、さらりと美味しく頂けた。

野菜の名前を忘れたが、扇のような形をした野菜の天ぷらは、野菜アレルギーから解放されたはずの私であるが、どうしても食べることが出来なかった。

きっと濃い野菜なのだと思う。

総体的に凝ってはいないが、素朴で美味しい料理であった。

本当なら雄橋に行きたかったが、とても歩ける気がしなく、結局どこにも行かず、旅館からの景色と温泉と料理を楽しんで帰って来た。

帝釈峡観光ホテル錦彩館はなかなか良い旅館だと思う。

是非とも紅葉の時期に来てみたい。

高齢になり、体が思うように動かなくなっても、このような楽しみ方が出来ると思うと、明るい気分になる。

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“帝釈峡観光ホテル錦彩館” への2件の返信

  1. 新居に御邪魔します。
    相変わらずのグルメですね。
    私なんぞは「なんでも良い」と言っては、妻にいやな顔をされています。

    1. 呑兵衛あなさん
      いえいえ、グルメと言うより腰痛と足の痺れで歩くことがしんどくなり
      楽しみは食べ物以外にないという動物的な生活の日々です。

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