時々無性に食べたくなるむさしの地海老天婦羅うどん定食。
むさし土橋店は駐車場があるので、思いついたら車で簡単に行くことが出来る。
それでも、近くにうどんチェーン店があるので、わざわざ土橋まで出向かなくてもよいのではないかと思うことがある。
何故だろうかと考えるのであるが、根本はむさしの「むすび」が食べたいからだろうと自己分析している。
昔、東京に住んでいた頃も広島に帰ったら、必ずむさしのむすびを食べに行っていた。
ワンパターンで地海老天婦羅うどん定食を注文。
むすびとセットのうどんはいつの頃からか、地海老天婦羅うどん一辺倒である。

むすびの中身は、いつも通り、「おかか」を指定。

今回のむすびは塩が効いていて特に美味しく感じる。
昔、むさしの社員から、むすびは炊きたてのご飯を素手で握っているので、むすびを作る人の手は真っ赤に腫れていると聞いたことがある。
今もそうしているかどうかわからないが、理屈抜きで私には美味しいむすびである。
それにしてもだ。
11時40分頃、行ったが平日にもかかわらず、駐車場は満車状態で、一回りしてやっと駐車できるほどの客の多さだった。
土橋店では駐車するため、路上で待つことが出来ない。
係の人が言うには、路上で待つことを許されていないそうだ。
いつも待つ車で道路が混雑するので、近所からクレームが出ていたのだろうと推測する。
それだけ客が多いという証だろう。
然し。
価格が随分上がっており、千円に到達する勢いである。
今のご時世仕方ないのであろうが、ちょっと行って気軽に食べることができる、身近な「むさし」ではなくなって来ているように感じる。
広島カープと一体化していた庶民的な香りが、薄れていくように感じ、残念な思いである。
