歌で英語を学ぶ

私がボーカルレッスンを受ける目的は歌を上手に歌えるようになることではなく、ちゃんとした英語で歌を歌えるようになることである。

ボーカルレッスンをしている講師は多いが、私の希望を叶えてくれるレッスンはなかなか見つからなかった。

そのためボーカルレッスンを受けたくても受けることが出来ず、探して続けていたが、やっと、私の望みを叶えてくれる講師が見つかった。

その方は、東京在住のジャズシンガーで且つ英語翻訳家及び英語講師をしている方である。

YouTubeからその方のブログにたどり着き、「歌で英語を学ぶ」という表現に惹かれ、自分の希望と質問事項をメールした。

何度かメールのやりとりをし、歌を歌う前に正しい英語の発音とリズムをマスターしなければ、もともな歌は歌えないという彼女の持論を聞き、レッスンを受けることにした。

彼女は東京在住なので、もちろん、オンラインレッスンである。

映画「カサブランカ」のボギーのかっこよさをイメージして、最初の課題曲は、「As time goes by」にした。

「As time goes by」には、Versがある。

Versは、その歌の背景を説明しているので、それを見れば歌本来の意味がわかる。

「As time goes by」のVersを読むと、本来は恋愛の歌ではなく、むしろ人生哲学めいた内容であることがわかる。

歌の背景を知ることで、初めて正しく歌の意味を伝えることが出来るということを初めて知った。

とは言え、ジャズは自由に歌えるという良さがあり、恋愛の歌として歌っても差し支えない。

彼女のレッスンでは、最初は歌を歌わない。

英語の発音、リズムをたっぷり練習し、意味を理解した後、初めて歌の練習に入る。

ここで、また新たなことがわかった。

英語の歌は、英語のリズムが非常に重要である。

逆に英語のリズムをしっかり把握しておけば、曲が3/4拍子だろうが、4/4拍子だろうが、ボサノバだろうが、そのまますんなりtと歌える。

本当だろうかと思ったが、実際に彼女が実践してみてくれ、それが正しいことがわかった。

今まで英語のリズムという視点で、歌を捉えていなかったので、私に取って驚きの内容のレッスンである。

リズムに特化して練習したお陰か、4回のレッスンで歌をマスターすることが出来た。

私に取っては信じられないスピードである。

歌をマスターしたと言っても、曲のメロディーは別物で、ボーカル力がなければ、上手には歌えない。

ボーカル力のない私は、これからラップで勝負しようかとも考えている。

ラップはラップで歌うととても気持ちが良い。

と言うわけで、長い間あたためていた念願のまともな英語で歌うレッスンを開始した。

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銀座SYGNUS

銀座SYGNUSは銀座八丁目にあるジャズライブクラブである。

ネット検索して、行こうと決めた店である。

店に電話して、ライブの内容を聞き、行く日を決めた。

私が行った日の出演者は3人の歌姫と、ピアノ、ベース、ドラムであった。

歌手が3人も同時に出演するのは珍しく、またそれそれが趣の異なっている歌手である点も嬉しい。

曲をリクエスト出来るか訊いたところ、出来ると言うので、「As time goes by」をリクエスト。

歌ってくれたMria Evaさんの歌は素晴らしかった。

フィリピン女性だからか、上手な英語で、声量たっぷりの歌に圧倒された。

やはり英語が上手でなければ、魅力ない歌になってしまうことを改めて痛感した。

ピアノ演奏者の小野孝司さんの演奏は素晴らしく、ジャズピアノにありがちな指を叩きつけるような演奏ではなく、鍵盤の上で指が踊っているような軽快な演奏であった。

さすが、美空ひばりなどの演奏をてがけていただけのことはあると感じた。

遊びに来ていたクラリネット奏者の北村英治さんが飛び入りで、アドリブ演奏してくれ、場の盛り上がりも最高潮となった。

これが本当のアドリブでジャズらしいと言えるのではないだろうか。

こんなに客全体が盛り上がったジャズライブは初めてで、終わったときは興奮冷めやらぬ面持ちであった

静かに聴くジャズも良いが、全員参加で盛り上がるショーも楽しい。

銀座SYGNUSはこじんまりしたクラブで、ほとんどの客は顔見知りのようで、真ん中に座っている見慣れぬ我々二人は何者かと興味を持たれたようである。

休憩タイムに歌手が席に来て、「どなたの紹介でこられたのですか?」と訊かれたので、ホームページを見て広島から来た」と答えた。

広島くんだりからわざわざ来る客はいないのだろう。

我々の周りはキャパクラのようになり、記念写真をパチリ。

演奏中に写真を取ることも録画も自由というおおらかさで、何とも楽しいジャズナイトであった。

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神戸小旅行 ソネ

神戸旅行の主な目的は3つあり、そのうちの一つがソネである。

久しぶりのソネで胸が躍る。

本来なら、北野坂界隈で食事をしてから行くというパターンが望ましいが、それを行うとソネに行く時間が遅くなる。

コロナ禍で演奏回数が3回に制限されているので、食事をして行くと、最後の1ステージしか見ることが出来ないからである。

更に特等席を確保したくて、食事もせず、早めにソネに直行した。

早めに行き、演奏前までに食事を済ませておくことも大事である。

結果は一番乗りで、無事、特等席を確保。

ピアニストが演奏する魔法のような指の動きを見ることで、楽しみ方も倍増する。

ピアノに加え、ボーカリストやドラム、サックス、ベース奏者も一望出来るというソネではここしかないというベストポジションはこの席だけだろう。

演奏前までに食事を済ませる。

淡路牛100%のハンバーグステーキ。

店で食事が出来るジャズライブハウスは少ない。

その点、食事が出来るソネは有り難いが、味は正直言って美味しくない。

和牛100%の肉とは思えない味であるし、ソースも市販のソースのような味である。

然し、食事とジャズを両方楽しもうと欲張ることは出来ないので、食を諦め、ジャズを優先した次第である。

食事のまずさを上回るジャズ演奏は楽しく満ち足りた気持ちである。

やはり来て良かったと思った神戸の夜であった。

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英会話レッスン開始

今月から英語レッスンを開始した。

今更ではあるが、英会話レッスンを開始するきっかけは、5歳になる孫がDWEの成果が出始めたからである。

子供の飲み込みは早い。

しゃべり始めて、あっという間にきれいな発音で話すようになった。

孫と英語で会話するようになれば、さぞかし楽しいだろうと思うと、私も英会話レッスンを始めようという気になった。

しばらくYouTubeの動画を見ながら、英会話レッスンの真似事をしていたが、それだけでは上達しない。

やはり英会話教室でレッスンを受けなければダメだと思っていた矢先、NOVAからお誘いが来たことで、一気に英会話レッスンを受けることに決めた。

私は以前、レッスン時間が自由になるNOVAに通っていた。

ところが、NOVAが倒産し、前払いの残高:20万がパーになってしまった。

然し、NOVAの事業を引き継いだ英会話スクールが、生徒掘り起こしのため、旧NOVA被害者に旧NOVAの前払いの残高を充当して、半額でレッスンを受けることが出来ると言って来た。

レッスン料が、20万分、半額になるのはとても嬉しい。

そこで、20万分を使い果たすまで、レッスンを受けることにした。

受講するにあたり、レベルチェック試験があり、残念ながら5段階のレベルのうち、上から3番目、下からも3番目の真ん中のレベルの下の方で、残念ながらTOEICのレベルだと600位だろうか。

不本意であるが、今の状態だとやむを得ないレベルである。

新しいNOVAは旧NOVAと異なり、講師陣もしっかりしているし、レッスン内容もしっかりしている。

これはやり甲斐がありそうだ。

今の真ん中のレベルの中でも中程のレベルになると、TOEIC:780だと聞いたので、まずはそのレベルに上げることを目標にしたいと思う。

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ラ・カスエラでジャズライブを楽しむ

今日で蔓延防止が解除となる昨日、ラ・カスエラで開催されたジャズライブに出かけた。

蔓延防止日最後の日にコロナに感染したら、お笑い者と思いながら、どうしても行きたい衝動には勝てない。

以前、ラ・カスエラのジャズライブを予約していたものの、コロナ騒動で断念した経緯があり、今回がリベンジということになる。

我が家に届いた案内には、小池修 Quartetとある。

一時期、憧れたテナーサックスの生演奏をどうしても聴きたかった。

期待に胸が膨らむ入り口である。

店の中はこじんまりとしていて、20人も入ればいっぱいという広さであるが、ジャズっぽい雰囲気が漂っている。

演奏が始まった。

演奏は、著名なテナーサックス奏者の作曲した曲を演奏するというテーマを持ってのライブであった。

私がジャズに興味を持ったのは、神戸のソネで聴いて以来のことで、せいぜい5年程度のジャズにわかファンである。

学生時代、心酔していたフルトヴェングラーとは、大きくかけ離れている。

従って、知っている曲は一曲もなかったが、わからないなりにどの曲も心打たれるものばかりであった。

中でも、ウェイン・ショーターの「インファント・アイズ」という曲に強く惹きつけられた。

帰宅して調べると、Amazon Music内にあったので、単純な私は、しばらくこの曲を聴き続けることと思う。

こうしてジャズのレパートリーが広がっていくのであろう。

身近で聴く生のジャズ演奏は素晴らしい。

演奏が終わり、しばらく余韻に浸っていた。

私の隣に座っていた店の犬の可愛い顔が哲学者の顔のように思えた。

あ~、神戸に行きたい、ソネに行きたい。

そして、まだ始めていないジャズボーカルレッスンを再開したい。

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