英会話を習い始めて、半年経った
最初は不定期に通っていたが、現在は週1回、定期的に通っている。
良い講師に巡り会えたからである。
英会話教室では、受講生が少々、間違っていても容認することが多いが、決して妥協を許さない厳しい講師である。
例えば複数形を単数形に間違えたり、少々発音が違っていても、何も指摘せず次に進む事が多いが、その都度、間違いをきちんと指摘してくれる。
本来あるべき教え方をしてくれるので、よくありがちななあなあのレッスンではなく、レッスン中は一種の緊張感が漂う。
その上、私が通う時間帯は受講生は私一人であるケースが多い。
グループレッスンを受けているので、通常、受講生は複数人であるが、マンツーマンレッスンを受けているようなものである。
従って、40分のレッスン中は講師との戦いのようなものである。
複数人いると、考える時間の余裕があるが、一対一だと、その余裕が無く、少しも気が抜けない。
こうして密度の濃い、非常に恵まれたレッスンを受けている。
俄然やる気が出て来る。
社会人になって、幾度か英会話レッスンに通ったが、今回のように真面目に受けるのは初めてである。
その結果、わかったことは、英会話レッスンと言っても、文法と単語をおろそかにしてはいけない。
当たり前のことであるが、基本に忠実でなかれば進歩はない。
自分で新たに英文法書と単語帳を購入した。
まさに高齢者の手習い。
軽い気持ちで始めた英会話レッスンであるが、やり出したからには後には引けない。
