コストコの黒毛和牛4等級切り落としは、安くて美味しい。
切り落としなので、気軽にかつ便利に使える。
この肉を使い、自分で作った初めての料理。
と言っても焼いただけである。
この程度で作ったとは言えなるようなものではないが、私にとっては自分で買って来て冷凍し、焼き終わるまでを一人で完結させたので、初めて作った料理と言いたい。
食べることは大好きであるが、どうしても作る気になれなかった料理であるが、妻が手術入院したことが、作るきっかけとなった。
妻の入院は半年前から決まっていたが、私の椎間板ヘルニアと脂肪肝が同じ時期にわかり、私の体を心配した妻が入院を延期すると言い出した。
脂肪肝で食事の管理が必要であるにも拘わらず、何も出来ない私を心配して一人に出来なかったのだろう。
私の脂肪肝ごときで妻の入院を延期させれるわけにはいかない。
私はカロリーの高い外食は極力しない、なるべく自分で料理を作り、嫌いな野菜をたっぷり食べると約束し、妻を入院させた。
最低限、私がつくれそうな料理のレシピを作ってもらったが、やはり料理を作るのは敷居が高い。
料理は焼くか、煮るか、揚げるかしか無いとは思うが、実際やるとなると難しそうだ。
色々考えた挙げ句、まずは簡単に思えた肉を焼くことにした。
1回目はコストコの切り落とし肉を塩・胡椒で炒めた。
2回目は同じ肉を素焼きにして、半分:ポン酢、半分:塩・胡椒を振りかけてたべた。
1回目のチャレンジで振りかける塩・胡椒の量がわからなく、塩がききすぎたので、そのリスクを避けるため、素焼きにしたのである。
これは成功した。
3回目は、根性を据えて、きれいなサシが入ったトモサンカクを買って来て、塩・胡椒をふりかけて焼いた。
胡椒は少々多くなっても平気であるが、塩はそうはいかない。
以前失敗をしたこともあり、恐々塩をかけ、肉を焼いたが、結果は塩が足りず、後から塩をふりかけた。
気持ちだけかも知れないが、焼いた後から塩をふりかけると、それだけ味が落ちる感じがする。
自分で焼いた肉の美味しいことと言いたいところであるが、焼き過ぎであった。
簡単だと思った肉を焼くだけでも手を焼いた。
難しさは2点ある。
・振りかける塩・胡椒の適量がわからない
・肉の焼き加減がわからない
特に肉の焼き加減について言うと、切り落としの肉は薄いのでどれだけ焼けているかわかったが、少し厚いトモサンカクは、目で見ることが出来ないので、中身の焼け具合がわからない。
今まで、散々塩・胡椒が足らないとか、焼きすぎていると文句を言って来たことをちょっと反省。
それにしても、肉を冷凍することも大変なことだとわかった。
教えてもらった通りにしたつもりであるが、どうやっても教えてもらったように冷凍出来ない。
なんとも雑な冷凍の仕方である。
肉だけで、前途多難を思わせ、挫折しそうである。
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