11月から脂肪肝との戦いを始め、4ヶ月が経過した。
この期間で、かなりの成果が出たと思う。
体重は、5kg減となった。
体脂肪率、内臓脂肪とも減少した。
異常であった血液検査の結果も、肝臓及び血糖値とも正常値の範囲に戻った。
体重や体脂肪率は自分で計測出来、状態を把握していたので安心であったが、血液検査は医者で検査してもらう必要があり、数値が不安であったが、クリア出来一安心した次第である。
ほとんど食べないという極端な施策を取った最初の1ヶ月で、体重は2kg以上減となり、このやり方で効果が出ることを確信した。
然し、食べずに体重を減らすということは、体には悪く栄養失調になってはいけないので、12月からは食事の制限コントロールを緩めた。
カロリーの高いものを満足いくまで食べた時、食べる前とどう変わるか?
体重の変化は?
体脂肪率の変化は?
食べると一気に元に戻るのではないかという不安は隠せない。
意図的に2、3日、カロリーの高い肉や天ぷらをお腹いっぱい食べ、変化を調べることにした。
その結果、体重は減ることはないが、ほとんど増えることもなく、体脂肪はやや増加するものの、極端に増加することもない。
また制限コントロールを始めると、直ぐ元に戻ることがわかり、直ぐ元に戻ってしまうのではなかいとう不安を拭えることができた。
食事の制限を緩めたり、厳しくしたりと、試行錯誤を繰り返し行っているうち、自分なりにコントロール方法がわかって来るようになり、最近は、自分の意のまま、体重コントロールが出来るところまでこぎつけた。
最初のようなひもじい思いをしなくても、美味しいものを食べる時は思い切り食べ、その後は節制するという、メリハリをつけたサイクルを上手に作り実行すれば、何ら問題はないことがわかると、カロリーコントロールも難しいことではないことが実感出来た。
これらセルフコントロールに加え、水中ウォーキングを並行して行うことの効果は大きいと感じた。
今回のチャレンジで、ベストとは言えないが、ベターという成果を得ることが出来たのではないかと思う。
体の「老い」は防ぎようがないが、脂肪肝の類いは自分で制御出来ると自信を持った。
一つの体の異変は、「老い」につながる。
放っておくと、一つの異変がまた次に異変を引き起こすからである。
その異変を取り除くことで、体の「老い」を遅らせることが出来るはずである。
心の若さを保つことと、体の老いを遅らせることで、より充実した人生が過ごせると実感した。
それを実践することは、生きる姿勢の問題であることに帰結する。
何事にも、果敢にチャレンジする姿勢を持つことが全てではないだろうか。
チャレンジ精神を失わないことは、心の若さを保つことが一番であると痛感した。
攻撃は最大の防御と言うが、若い心は「老い」に対する最大の防御と言えるだろう。
