東京に着いた夜は、すしざんまい本店に行くことが慣例となっている。
この寿司屋は予約出来ないので、並んで待つことを覚悟して行ったが、すんなりカウンターに座ることが出来た。
食事時に行って、並んで待つことなく、入られるのは初めてではないだろうか。
つばめグリルも直ぐ入れたところをみると、やはりコロナのせいなのだろうか。
すしざんまいでは手当たり次第、食べることにしている。
写真を撮り忘れたものもあるが、食べたものはざっとこんな感じである。











食べ終わると、翌朝の食事をテークアウトして帰ることも慣例となっている。

いつもなら、美味しかった!満足!と言うところだが、今回は違っていた。
ネタの鮮度が悪く、味が落ちたなと感じる。
炙りトロは、こんなに薄くなくもっと大きくて、美味しかったはずである。
エンガワは、あの独特の旨みはなく、パサパサしていて、本当のエンガワではないのでは?と思わせるほどである。
ホタルイカは、鮮度が悪く、折角、旬の味を楽しむどころではない。
入店した時、あれっと思ったことであるが、店に昔のような活気が無くなっている。
昔は威勢のいい声が飛び交っていたが、今回はとても静かであった。
ネタの種類も随分少なくなっている。
おまけに品切れのネタが多い。
食べたかった白エビ、赤貝、ボタンエビ等々、メニューにあっても品切れであった。
結果的に悪いことばかり書いてしまったように思うが、嘘は書けない。
これが正直な感想である。
安くて美味しいコスパ抜群の寿司屋であったはずであるが、私の思いから少し外れてしまったようだ。
長い間、楽しませてくれた店だけに少し寂しい気もする。
最初は美味しくてコスパが良かったが、時が経つに連れ、その良さが薄れていく店は多い。
店が初めは良くても、その良さを維持することの難しさを感じる。
