神戸旅行の主な目的は3つあり、そのうちの一つがソネである。
久しぶりのソネで胸が躍る。

本来なら、北野坂界隈で食事をしてから行くというパターンが望ましいが、それを行うとソネに行く時間が遅くなる。
コロナ禍で演奏回数が3回に制限されているので、食事をして行くと、最後の1ステージしか見ることが出来ないからである。
更に特等席を確保したくて、食事もせず、早めにソネに直行した。
早めに行き、演奏前までに食事を済ませておくことも大事である。
結果は一番乗りで、無事、特等席を確保。

ピアニストが演奏する魔法のような指の動きを見ることで、楽しみ方も倍増する。
ピアノに加え、ボーカリストやドラム、サックス、ベース奏者も一望出来るというソネではここしかないというベストポジションはこの席だけだろう。

演奏前までに食事を済ませる。
淡路牛100%のハンバーグステーキ。

店で食事が出来るジャズライブハウスは少ない。
その点、食事が出来るソネは有り難いが、味は正直言って美味しくない。
和牛100%の肉とは思えない味であるし、ソースも市販のソースのような味である。
然し、食事とジャズを両方楽しもうと欲張ることは出来ないので、食を諦め、ジャズを優先した次第である。
食事のまずさを上回るジャズ演奏は楽しく満ち足りた気持ちである。
やはり来て良かったと思った神戸の夜であった。
