まちの駅ADOA大野

妻がテレビで観て、一度行ってみたいというので「まちの駅ADOA大野」に出かけた。
宮島街道沿いでわかりやすい場所にあると思ったが、意外とわかりずらかった。

通常見かける道の駅のような大きな看板が道路沿いに出ていなかったからである。

運良く、迷うことなく到着。

新しい建物は気持ちがよい。

店の中は想像したより、こじんまりとしているが、魚や野菜、惣菜の類いは少ないなりに品揃いしている。

売りは新鮮な魚と聞き、期待して行ったが、その日はちょうど市場が休みで一匹ものの魚はなく、ちょっと期待外れ。

やむなく、パッケージに入ったハモの湯引きとタコの刺身を買った。

何れも近海物とのこと。

折角、出かけたので弁当も買って帰った。

ちらし寿司が美味しそうに思えたからである。

刺身の鮮度はまあまあと感じたが、市場が休みの日に行ったのだから仕方ないだろう。

ちらし寿司は昔の懐かしい味であった。

店員の方に場所がわかりづらいので、道路に大きな看板を出したらどうですかと言うと、お金がないから看板が立てられないという返事であった。

廿日市市・大野の予算では、看板を立てる費用が捻出出来ないようである。

この「まちの駅ADOA大野」の着眼点は悪くないと思う。

然し、規模が小さいことは否めない。

小さな地方自治体が単独でやるので、やむを得ないと思うが、そのうち大規模店に食われてしまうのでは無いだろうかという危惧を抱いた。

大規模が小規模を飲み込むことは、よくあることである。

小規模で生きていくためには、顧客にとって魅力ある付加価値をつけることが、今後の大きな課題になると思われる。

一自治体単独で、地方創生を図ることはそんなに簡単ではないと感じさせられた。

もっと色々な企業、自治体、団体等とアライアンスを組み戦略的な展開をすれば、可能性は広がると思うが、現実は難しいのだろう。

揃えている商品は悪くないと思えるだけに、何か惜しい!という感じがする。

とりあえず、大野を応援する意味でも、近々市場が開いている日に新鮮な魚を買いに行ってみようと思う。

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