丁寧な説明が必要な国民葬ってあり得るのか?

安倍元首相銃撃事件は日本国民にとって、悲しい痛ましい事件である。

断じて許される事件ではない。

然し、その阿倍元首相の国民葬が行われると聞き、少々驚いた。

私は阿倍元首相について、何の偏見も持っていないが、記憶に残るような功績も思いつかない。

それ故、何故国民葬とするのか根拠がわからない。

強いて挙げれるとすれば、首相として最長不倒記録を記録したということくらいだろうか。

野球や相撲では、連続出場記録等は一つの勲章になっている。

然し、首相は長く務めれば良いというものではないだろう。

国民葬にする根拠をどう政府が説明するのだろうかと、ニュース等に注目していたが、納得の行く説明を聞くことは出来なかった。

むしろ説明を避けている感さえある。

そして、国民葬にすることに対し、「国民に丁寧に説明し、納得してもらう」という発言は度々聞いている。

とても違和感を覚える納得のいかない表現である。

国民葬とは国民がその栄誉を称え、心から望んで行なわれるべきものだと思うので、丁寧な理由説明を必要とする類いのものではないと思う。

ましてや、「納得してもらう」と言う表現は、反対意見も多いということを自ら認めた発言ではないだろうか。

私はむやみに国民葬に反対しているわけではなく、納得の行く理由を示して欲しいだけである。

その理由を示すことが出来ない国民葬ってあり得ない。

結局は「国民に丁寧に説明し、納得してもらう」という行為はなく、なし崩しに行うのではないだろうか。

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“丁寧な説明が必要な国民葬ってあり得るのか?” への4件の返信

  1. ありゃ、信長の後継者は秀吉だぁと名乗りを上げたかったのでしょう。
    それにしては名乗りを上げるのが早過ぎでしょう。
    せいぜい国民葬止まりだと思います。
    どうしてもやると言うなら、「8年以上の奉公をし、殺害された、内閣総理大臣は、国葬とする」的な決め事を作るのが先だと思います。

    1. なるほど。
      そういう観点で決める手もあったのですね(^_^)
      然し、この事件のお陰でわかって欲しくない実体が出て来て、自民党も困っていることでしょうね。

  2. 以前私のブログに
    「安倍氏は8年掛かって自民党を盛り上げたかも知れないが、あの死に方が元で自民党を窮地に追い込む」的なことを書きました。
    しかし、こんな状態になっても、何にも変わりが無いのが日本人・日本国の不思議なんでしょうね

    1. 呑兵衛あなさん
      先見の明がお有りでしたね。
      然し、窮地に立ってもそのうち何事もなかったかのように終わってしまいそうです。
      追い込む術を知らない野党もいい加減にしろという感じです。
      海外メディアがみたら、不思議だと思うでしょう。

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