枝豆

私に取って、大豆は美味しくないが、枝豆は美味しい。

特に塩茹でした枝豆は格別に美味しい。

同じ種類なのに、どうして好き嫌いがわかれるのだろうか。

枝豆の季節が始まり、終わる頃まで、毎日と言ってよいほど、塩ゆでした枝豆を食べる。

この習慣は、40年以上続いているが、飽きることがない。

元々、子供の頃から好きであった。

然し、就職先の東京の枝豆は少しも美味しくなかった。

場所によって味が違い、東京の枝豆は美味しくないと、当時は思っていた。

転勤で広島に戻り、食べた枝豆は昔と変わらずとても美味しかった。

その時、東京の枝豆は美味しくないのではなく、東京では広島より値段が高く、安い枝豆しか買えなかったのでそれなりの味で、普通の値段の枝豆は美味しかったのではないかと気付いた。

改めて広島の枝豆は安くて美味しいと思っていたが、9月に入って出て来るコストコの枝豆は格安でしかも美味しい。

産地は秋田。

寒い地方は枝豆の旬の時期が遅いのだろう。

広島産とは違った独特の風味があり、美味しいのである。

日本は南北に長い国であることを、有り難く思う。

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厳島神社の3女神について

古事記を始めとする神話の世界の話は面白い。

厳島神社を調べていて、宗像大社の祭神も同じ3女神で、建てられた時期もほぼ同じ時期のようなので、どうしてこのようなことが言えるのか、納得が行かず、もう少し詳しく調べてみた。

その結果、間違っている個所はあるかも知れないが、以下のようなことがわかった。

厳島神社の祭神は

市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)

のいわゆる3女神である。

神話によるとこの3女神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が素盞鳴尊(すさのおのみこと)の剣を噛み砕き、息を吹きかけて生まれた3柱の神である。(神話の詳細な内容は省略する)

何故同じ3女神が、同じ神社の祭神となっているのか、宗像神社と厳島神社の言い分は異なっている。

宗像大社の社伝によると、宗像に3女神が降りて来て、宗像に社殿を建てたことが始まりで、3女神のうち、どの神かわからないが、1柱の神が広島に降り、厳島神社を建てたとある。

根拠の一つとして、日本書紀に、天照大神から宗像三女神へ「歴代天皇をお助けすれば、歴代天皇が祀るでしょう」という記述が残されている点にある。

また沖ノ島から出土した約八万点の国宝から国家祭祀(天皇の遣い、勅使(ちょくし)が現地に赴いて、祭りをすること)の痕跡があることが確証の一つとなっている。

厳島神社の社伝によると、瀬戸田に降りた3女神の鎮座する候補地選びを佐伯鞍職(さえきのくらもと)に神勅が下り、3女神と共に島の浦々を巡り、現在地を選んで御社殿を建てたとある。

その時期は推古天皇御即位の年(593年)であると伝えられている。

厳島神社と宗像大社の社伝を見ると、宗像大社の方に部がありそうだが、お互いがお互いの言い分を主張し合って決着はついていないようである。

神話の世界のことなので、真偽のほどはわからないのは当然であるが、私が面白いと感じたのは、ほぼ同時期に同じ神が2個所に降りているという点である。

広島と福岡と離れた場所で、当時は歩く以外移動手段がなく、ネットワークもないので情報も共有出来ない。

それでも、同じ言い伝えがあるのには、何かがあるのだろうと思うのである。

だから神話の世界は面白い。

ちなみに神社につく国家予算の額は、圧倒的に宗像大社の方が多いらしい。

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道の駅ソレーネ周南でゲットした夕飯のおかず

ソレーネ周南に行く一番の目的は魚を買いに行くことだ。

朝捕れの新鮮な近海物の魚が手に入る。

ただ朝早く行かなければ、めぼしい魚は売り切れになってしまうので、朝出かける前に電話し、お勧めの魚を頼み、取っておいてもらうようにしている。

出かけた日は、あいにく朝捕れの魚がなく、行くことをためらったが、前の日のハモの湯引きがあるとのこと。

ハモの湯引きに目のない私は、それにつられてソレーネ周南へ出かけた。

魚コーナーの板長は、うちの魚は新鮮なので、ハモの湯引きも昨日でも今日でも味は変わらないと言う。

変な魚は絶対に仕入れない、自分が納得した魚だけ仕入れるのだと、自信たっぷり。

その頑固一徹さが、私は好きなのだ。

予約しておいた2パック分を買った。

食べると板長が自慢するだけあって、柔らかいふっくらした身は甘みがあり、美味しい。
スーパーでは絶対に買えない味である。

現在の我が家では、体調が優れない妻のために、3度の食事のうち、少なくとも1/3は外食か、テークアウトするようにしている。

ソレーネ周南では、食べ損ねた三色丼を売っている寿司屋で、ハモ以外の夕飯のおかずを調達した。

タコ天

これがメチャクチャ美味しかった。

ホタテの南蛮漬け

初めて食べるホタテの南蛮漬けであったが、意外と美味しかったが、酢の味はもう少し何とかしてほしいところである。

生のホタテと火を通したホタテがあり、火を通したホタテを買ったが、食べた感想では、生の方が美味しいだろうと感じた。

これで、夕飯のメインは揃った。

後は妻が作り置きしていた煮物と、前の日に漬けた漬け物にゆがいた枝豆でささやかな夕食を取った。

朝、ソレーネ周南まで買い物に出かけ、昼の2時過ぎに帰宅し、ゆっくりお茶して、それから昼寝をし、起きて、海外ドラマを観ながら夕食。

そしてお風呂に入って就寝。

まさに高齢者の生活である。

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道の駅ソレーネ周南 牛蒡かき揚げうどんとのりむすび

私はドライブがてら、時々、道の駅ソレーネ周南へ買い物に行く。

買い物もさることながら、ランチにウニ入りの三色丼を食べるのも目的の一つである。

今回もこのコスパ抜群の三色丼を食べようとしたが、売っていなかった。

ウニの高騰のせいだろう。

何を食べようかと迷っていたところ、屋外にあるイートインでうどんとのりむすびを食べている人を見かけた。

美味しそうなので、これにしようとメニューを見、牛蒡かき揚げうどんとのりむすびを注文した。

牛蒡かき揚げうどんは、古い天ぷら油なのか、天ぷらの味がくどく、少々期待外れの味であった。

古賀SAの美味しいごぼう天うどんの印象が強く残っているせいかもしれない。

むすびに塩を振りかけ、のりで包んでいるのりむすびはとても美味しかった。

道の駅たかのもそうであるが、うどんとむすびのセットはシンプルであるが、とても美味しいと感じる。

うどんとむすびの組み合わせは日本人の嗜好に良く合うのだろう。

そう言えば、県外に住む広島人は、広島に帰ると必ずと言っていいほど、むさしに行くそうだ。

食べるものに困った時は、うどんとむすびのセットで決まり!

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テレビキャンセラー

運転に支障を来たすという理由で、車の走行中テレビ画面を映さない仕様になって久しい。

この危険回避策は正しいと思うし、やるべきだと思う。

わかってはいるのだが、自分の意思と関係なく、強制的にテレビ画面が消されることは、心情的には許しがたいものがある。

テレビキャンセラーは、走行中でもテレビ画面を消さないための装置(チップ?)である。

画面が映っても観なければ良いだろうという屁理屈をこねて、私は車購入時、テレビキャンセラーをつけた。

昔は車の構造がシンプルだったので、配線を外すだけで良かったようであるが、然し最近の車は電化が進み、そう簡単には行かない。

ほとんどの機能が、組み込まれたチップとソフトで作動する。

当然、テレビ画面制御もソフトが行っているので、テレビキャンセラーなる装置が必要なのである。

車を購入して5年経つが、ここ半年、車のバックモニターが時々誤動作するようになった。

車をバックさせる時、バックモニター画面に切り替わらない、または逆にギアをドライブに入れても、バックモニター画面から切り替わらないというトラブルである。

慣れると、車をバックさせる時、バックモニターがないと恐くてたまらない。

特にスーパーの駐車場でバック駐車させる時、平気で車の後を横切る人がいるので、とても恐いのである。

ディーラーに持って行き、誤動作の原因を調べてもらった。

然し、異常を示すログは残っておらず、原因が特定出来なかった。

テレビキャンセラーが悪さをしているのではないかといういうことしか言えなかったようである。

私が推測するに、車本体の画面を制御するソフトと、テレビキャンセラーの制御ソフトがある条件下で、不整合を起こしている。

購入して4年以上現象が起き始めたことと、ソフトが経年劣化することはあり得ないことを考え合わせると、その間で行われたソフトのアップデートによるデグレードではないかと考えることが自然である。

ディーラーの整備の方にその旨のことを話したが、この手の類いのトラブルに対し、打つ手がない。

車のソフトはブラックボックス、故障診断ソフトもブラックボックスで、与えられたマニュアル通りの手順でしか、チェック出来ないので無理もない。

ディーラーの整備士が、とりあえずキャンセラーを外して走ってみて下さいと言うので、外して車を走らせている。

車を動かせるのもソフト、走行中のログデータを取り、故障診断するのもソフト。

両者ともソフトなので、万が一、重大なバグが潜んでいたらと思うと、とても恐い。

ソフトには絶対、バグが潜んでおり、それが目に見えないというのは辛いものがある。

そんなことを感じさせた、今回のテレビキャンセラーのトラブルである。

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草津八幡宮

受講中の「古事記講座」で、広島で最初の八幡宮だと聞き、草津八幡宮に行って来た。

直ぐ近くにある神社であるが、今までは興味を持つことがなく、行ったことがなかったが、古事記を始めとした神話に興味を持ち始めると、急に色々なことが気になる。

草津はかつて海の側に立地した入江だったようである。

草津八幡宮は社殿によると、推古天皇の時代に「多紀理姫命」を海路の守護神として祀ったのが当神社の創祀と言われている。

ちょうど同じ時期に、「市杵島姫命」を祀る宮島の厳島神社が創建された。

この「多紀理姫命」と「市杵島姫命」は、宗像大社の祭神であるいわゆる宗像三女神に中の2柱である。

話が混乱してくるので、宗像三女神等の詳細は省くが、私が興味を惹くのは、草津と宮島という近い地域にありながら、三女神の1柱である「多紀理姫命」が草津八幡宮、もう1柱の「市杵島姫命」が厳島神社というのには何か理由があるのではないだろうかという点である。

神社の歴史としては、鎌倉時代前に武蔵国渋谷郷(現、東京都渋谷区)から当来た渋谷氏が宇佐八幡宮より勧請し、古くより当地に祀られていた「多紀理の宮」と合祀して八幡宮を創建したとされるので、この時代から八幡宮となったのだろう。

また、宗像三女神の内、市寸島姫命と湍津姫命は明治25年厳島神社より勧請され、素盞嗚神、倉稲魂神、金刀比羅神は明治末期神社統廃合の折、合祀された。

草津八幡宮には面白い伝承が残っており、神武天皇東征時、阿岐国[安芸国](あきのくに)この草津八幡宮に滞在されたとも言われている。

また神功皇后の朝鮮出兵の折、この地で軍船の船揃えをし、弓矢(箭)の訓練をしたとも言われている。

神武天皇東征については、神武天皇東征の滞在先は、埃宮にある多家神社とも言われており、何が正しいのかわからない。

ただ、神話には、古事記以外に日本書紀、風土記、古語拾遺、各地域の伝承等々、様々な情報が散乱しており、同じ事象に対し、これという解はないものの、その情報を整理すると、一つに仮説が成り立つような気がしている。

何が正しいかわからないが故に、入手した情報を基に、あれこれと思いを寄せるのは、とても楽しいものである。

草津八幡宮から、広島の街並みが見える。

然し、昔は同じ場所から眼下に波が打ち寄せている風景を楽しんだり、時には恐い思いをしながら見ていた古人がいたのだと思うと、不思議な気持ちになるのである。

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要注意!「sorry」の使い方

先日、NOVAへ車で出かけたが、事故のため、道が混み、レッスン開始時間に遅れた。

レッスンは既に始まっていたので、遅れたことを一言謝らなければと思い

Sorry to be late.

I met traffic jam.

と言った。

すると、講師は

「遅れたのは貴方のせいではないので、sorryとは言わない。」

「このような場合はapologizeを使いなさい。」

と言った。

理由は、こうだ。

「sorry」は自分が100%悪い時に使う言葉なので、自分の責任ではない時に使うのは不適当である。

「sorry」を使う時は、十分気をつけて使う必要がある。

自分が100%悪いと認めた表現なので、不利益を被った相手かr何らかの代償を求められても拒否出来ない。

従って、自分に責任がない時は、「apologize」を使うべきであるということである。

私の世代は、「ごめんなさい」は「I’m sorry」と習い、安易に「sorry」を使っているが、大きな間違いを犯している可能性がある。

特にビジネスの世界で迂闊に使うと、とんでもないことになる可能性がある。

もう1点、「Sorry to be late.」を調べてみたが、この表現も、そもそも文法的に間違っているようである。

情けない!

英会話レッスンを始めて、私の英語力はせいぜいこの程度なのだと情けなくなることが増えた。

ちょっと性根を入れて学ぼうと思う日々である。

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