私に取って、大豆は美味しくないが、枝豆は美味しい。
特に塩茹でした枝豆は格別に美味しい。
同じ種類なのに、どうして好き嫌いがわかれるのだろうか。
枝豆の季節が始まり、終わる頃まで、毎日と言ってよいほど、塩ゆでした枝豆を食べる。
この習慣は、40年以上続いているが、飽きることがない。
元々、子供の頃から好きであった。
然し、就職先の東京の枝豆は少しも美味しくなかった。
場所によって味が違い、東京の枝豆は美味しくないと、当時は思っていた。
転勤で広島に戻り、食べた枝豆は昔と変わらずとても美味しかった。
その時、東京の枝豆は美味しくないのではなく、東京では広島より値段が高く、安い枝豆しか買えなかったのでそれなりの味で、普通の値段の枝豆は美味しかったのではないかと気付いた。
改めて広島の枝豆は安くて美味しいと思っていたが、9月に入って出て来るコストコの枝豆は格安でしかも美味しい。

産地は秋田。
寒い地方は枝豆の旬の時期が遅いのだろう。
広島産とは違った独特の風味があり、美味しいのである。
日本は南北に長い国であることを、有り難く思う。
