布引ハーブ園の紅葉にするか、神宮外苑イチョウ並木にするか迷った末、イチョウ並木を選択し、東京へ。
3年ぶりのイチョウ並木であったが、今年は訪れる時期が遅すぎた。
折角いちょう祭り(今年も開催されなかったが)の時期に合わせたつもりなのに残念である。
神宮外苑に行った当日は、強い雨風で、最悪のコンディションであった。
しかも半分程度落葉していた。
半分意地のようなもので、雨風の中を出かけた。
雨風が強く、人出は少なかった。
歩行者天国になっている道路はガラガラ。
何が幸いするかわからない。
この雨風のお陰で、通常では考えられない道の真ん中で、絵画館をきれいに収めた写真を撮ることができた。

紅葉は少なくてもさすがイチョウ並木、なかなかの眺めである。
我々が神宮外苑に着いたのは3時過ぎ。
ライトアップ点灯は、4時半から。
妻がどうしてもライトアップまで見たいというので、待つことにした。
然し、雨のためベンチは濡れていて座れないし、カフェも一杯で待ち行列を作っている。
強い雨の中を立って待つのも辛いと困っていたが、幸い近くにイートインのあるコンビニを見つけた。
日頃入ることはなくても、こんなにありがたいと思ったことはなかった。
こうしてライトアップまで待った甲斐があり、青山通りへの写真もスッキリとした風景となった。

イチョウの葉の絨毯はさすがに見事。

一通り、見終えて引き上げてきた。
紅葉は半分程度、然も強雨の中という最悪のコンディションであったが、こんな空きすきのイチョウ並木は、もう見られないだろうし、初めて行ったコンビニのイートインも後々、良い思い出となることだろう。
