銀座SYGNUS

銀座SYGNUSは銀座八丁目にあるジャズライブクラブである。

ネット検索して、行こうと決めた店である。

店に電話して、ライブの内容を聞き、行く日を決めた。

私が行った日の出演者は3人の歌姫と、ピアノ、ベース、ドラムであった。

歌手が3人も同時に出演するのは珍しく、またそれそれが趣の異なっている歌手である点も嬉しい。

曲をリクエスト出来るか訊いたところ、出来ると言うので、「As time goes by」をリクエスト。

歌ってくれたMria Evaさんの歌は素晴らしかった。

フィリピン女性だからか、上手な英語で、声量たっぷりの歌に圧倒された。

やはり英語が上手でなければ、魅力ない歌になってしまうことを改めて痛感した。

ピアノ演奏者の小野孝司さんの演奏は素晴らしく、ジャズピアノにありがちな指を叩きつけるような演奏ではなく、鍵盤の上で指が踊っているような軽快な演奏であった。

さすが、美空ひばりなどの演奏をてがけていただけのことはあると感じた。

遊びに来ていたクラリネット奏者の北村英治さんが飛び入りで、アドリブ演奏してくれ、場の盛り上がりも最高潮となった。

これが本当のアドリブでジャズらしいと言えるのではないだろうか。

こんなに客全体が盛り上がったジャズライブは初めてで、終わったときは興奮冷めやらぬ面持ちであった

静かに聴くジャズも良いが、全員参加で盛り上がるショーも楽しい。

銀座SYGNUSはこじんまりしたクラブで、ほとんどの客は顔見知りのようで、真ん中に座っている見慣れぬ我々二人は何者かと興味を持たれたようである。

休憩タイムに歌手が席に来て、「どなたの紹介でこられたのですか?」と訊かれたので、ホームページを見て広島から来た」と答えた。

広島くんだりからわざわざ来る客はいないのだろう。

我々の周りはキャパクラのようになり、記念写真をパチリ。

演奏中に写真を取ることも録画も自由というおおらかさで、何とも楽しいジャズナイトであった。

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