空也のもなかは美味しいが、買うのが大変である。
当日、店に行って買えることはまずない。
事前に電話で予約しておく必要がある。
然し、この電話も混んでいて話中が多く、何回もチャレンジしてやっとつながる。
時期によっては、一ヶ月くらい前くらいから予約でいっぱいになるようだ。
昨年の春、空也のもなかの存在を知り、直接買いに行き、ゲットできた。
いきなり行って買えたのは、とても運が良かったということが後からわかった。
冬東京に行った際は、事前に予約しようと何度も電話したが、つながらず、当日買いにチャレンジしたが、駄目だった。
今回は満を持して、行く一ヶ月前から、粘り強く電話し、無事予約できた。
折角買えるのだからと、10個入の箱を5箱、買った。(実際、多くの人が5箱や10箱平気で買っている。)
包装が夏バージョンになっている。

帰る日に購入し、帰宅して即、箱を開ける。

和菓子は好きであるが、もなかはそんなに好きでは無かった。
でも空也のもなかは違う。
本当に美味しい。
美味しいもなかと言うより、美味しい和菓子と表現したい気持ちである。
予約しか受け付けなくて偉そうな店だと思われそうだが、実際にはとても謙虚な店で、女将も感じが良く、客をとても大事にしている店だということがよくわかる。
老舗の確固たるポリシーを感じるので、私は店自体も好きである。
空也のもなかについては要注意事項がある。
当日売り切りをポリシーとしており、ネット販売はしない。
Amazon等でも、空也もなかが販売されているようであるが、これは転売。
もちろん人工的なものは一切無い入っていないので、日持ちは1週間が限度。
下手したら賞味期限切れのもなかを買わされるので、転売されているもなかを買うのは非常に危険である。
一箱十個入りで、先百円という良心価格。
知る人ぞ知る空也。
土産物として喜ばれること間違いなしの超お勧めもなかである。
